2022年8月31日 2022年度奨学生オンライン交流会「ON2022」
今年度が3回目となるオンライン交流会「2022 Online Networking」は、日英米に加え、奨学生が一時帰国中のタジキスタンの4か国をも繋いだオンラインならではの交流となりました。テーマは、日本が主要7か国中でもそのジェンダーギャップ指数が最低の水準（146か国中116位）となったことで注目を浴びていることもあり「ジェンダーについて考える」としました。
内外の奨学生が『私が感じた・見た「ジェンダー・ギャップ」について』をテーマに5分間の発表を行いました。内容の濃いプレゼンテーションのために、当初予定されていたグループ・ディスカッションはイベント後の感想レポートに託されましたので、ここに全文を紹介致します。国籍も宗教も価値観も違う奨学生による多様な捉え方は奨学生にとっても大いに刺激となったようでした。こうしたイベントを通じ、ジェンダー問題は男女だけの問題ではなく、LGBTQ+の視点が必要であること。拡大する女性の貧困問題。弱者の保護といった視点から、既得権益に甘んじて来た強者に対しての啓発・意識改革が必要であること、ひいては全ての人々が差別を受けることなく、自分らしく生きられる社会作りを目指すことが重要であることが明らかになって来ました。
奨学生の感想レポート
＊高橋さん・藤田さんは、2022年10月から奨学金支給開始のためオブザーバー参加