2021年11月 外国人奨学生エッセイ 依然として今年度も奨学生の皆さんが一堂に会する機会が得られない状況が続いております。こうした状況下でも、引き続き奨学生の皆さんから提出頂いたエッセイを紹介いたします。 グェン イニィさん 麗澤大学 国際学部国際学科/ベトナム出身 タイトル:「日本とベトナムの関係」 ベトナムのファム・ミン・チン首相が11月22日、来日しました。当日、私は空港まで首相を迎えに行くことになり、空港でベトナムの伝統的衣装のアオザイを着て、日本とベトナムの両国の旗を振りながら、首相を迎えました。初めてそのような役目をいただき、非常に光栄でした。 全文をみる(PDF) 崔 恩瑛(チェ ウンヨン)さん 上智大学 文学部文学研究科新聞学専攻 修士課程/韓国出身 タイトル:「日韓のコロナ対応について」 2019年10月に武漢で発生したと知られているコロナ禍は、すでに2年2ヶ月が経ちました。東アジアはこの事態で世界的に模範的な対応を行ったと評価されています。2021年10月、家庭の事情で帰国することになりましたが、今回は韓国入国から日本入国までの全体流れを述べていきます。 全文をみる(PDF) 楊 夢(ヨウ ユメ)さん 日本女子大学 家政学研究科児童学専攻 修士課程/中国出身 タイトル:「<女子大>を考える」 2020年4月、私は女子大学に入学した。あのときの私は、「この先生の研究室に入りたい」という素朴の理由で願書を出したが、「女子大学はどんなところなのか」ということに関してあまり考えていなかった。<女子大>の意味を考え始めたのは、当時在学していた日本語学校のクラスで毎週ディベートを行っていて、ある週のテーマがたまたま、「“男女共学”が普通となっている現在における、女子大学の存在の意味」だった。 全文をみる(PDF) 李 亦萱(リ イセン)さん 上智大学 文学部新聞学科/中国出身 タイトル:「自分であることを選ぶとはどういうことか」 これまでの人生でずっと「自分らしさ」を大切にしてきたから、卒業論文のテーマとしても中国若者がどうやってインボリューションから抜け出し、自分の本当の価値を生み出す道を選べるのを研究している。周りの人と違うことを選ぶのは勇気がいる。それは、多くのことを放棄する必要があることを意味している。 全文をみる(PDF) 柳 東弦(リュウ ドンヒョン)さん 筑波大学 人間総合科学研究科体育学専攻 博士課程/韓国出身 タイトル:「日本語を通じて得られたこと」 高校生の時の私は、日韓剣道交流戦を行い、その後、交流戦を通して知り合った日本人の剣道選手が私の家でホームステイをするようになった。しかし、その時は日本語が全然できない状態であったため、身振り手振りをしながら会話をした。そして、高校3年生の時は日本に行って2週間大阪大学の剣道部と一緒に稽古を実施した。 全文をみる(PDF)