2020年12月同窓生 黄 仁官さんエッセイ 日本体育大学にて教鞭を執られ、教え子には坂口財団奨学生もいたという黄仁官さん。もともと陸上選手としてご活躍され、その後留学生として来日されました。その半生を振返るエッセイをご寄稿いただきました。 黄 仁官(ファン インカン)さん 日本体育大学 体育学研究科博士課程修了/韓国出身 1992年度奨学生 ベルリンの壁崩壊と同年の1989 年、国立韓国体育大学を卒業し、留学生として日本に参りました。1991 年より同大学大学院修士課程へ進学すると、留学生は2・3 人程しかおらず、今日の「グローバル」とは程遠い時代でもあったと思います。 韓国では、小学校から始めた陸上競技を大学まで続け、1984 年から1988 年には代表としてオリンピックにも出場しました。怪我もありましたが、競技者としては申し分のない良い環境に恵まれ、無事に競技者としてピリオドを打ち「指導者を指導する立場の人間」へと舵を切りました。 全文をみる(PDF)