2019年4月6日
2019年度 初回奨学金授与式(財団本部事務局)
暖かな日差しに包まれお花見日和となった週末、2019年度初回奨学金授与式を執り行いました。
2019年度はお陰様で新規外国人奨学生7名、継続外国人奨学生2名を迎えることができました。2019年度下期からはオックスフォード大学大学院博士課程の日本人奨学生1名を迎える予定です。
代表理事の蜂谷より奨学生歓迎のあいさつとして次の言葉が贈られました。
「VUCA」~ Volatility(変化が激しく)/Uncertainty(不確実で)/Complexity(複雑性に満ち)/Ambiguity(曖昧さが増している)~と言われる世の中で今必要とされているものが、AIなどには無い人間の「志」であり「情熱」です。それを培うためにも、財団のイベントに参加して友情を深めながら、心に汗をかくような機会をたくさん持ってほしいと思います。(一部抜粋)
続いて奨学生1人ひとり自己紹介を行い、それぞれの研究テーマや今年度の抱負等を述べました。そして奨学生にとってより充実した、飛躍の年となるよう思いを込めて奨学金授与をいたしました。
授与式を終え、休日の多くの人出で賑わう秋葉原を歩き、レストランで懇親会を行いました。奨学生同士はこの日が初対面でしたが、ポーランド出身の奨学生が手品を披露するなど、既に和気あいあいとした雰囲気が漂いました。
その後、江戸時代よりお花見のメッカであり、今や世界中の観光客が集まる上野公園に足を延ばしました。お目当ての夜桜はちょうど満開を迎えており、麗らかな宵の桜並木を堪能しました。そぞろ歩く人々に混じりながら、一同、実に心地よい新年度のスタートを切ることができました。