活動報告

2018年6月10日 歌舞伎鑑賞教室(国立劇場 大劇場)

2018(平成30)年6月10日 歌舞伎鑑賞教室(国立劇場 大劇場)

独立行政法人 日本芸術文化振興会主催の「歌舞伎鑑賞教室」に参加してまいりました。

歌舞伎は400年以上に渡り愛され続けている演劇で、ユネスコによる「無形文化遺産」に登録され、世界に認められています。

最初に「歌舞伎のみかた」と題して、若手歌舞伎俳優による解説が行われました。

舞台上に招かれた観客とともに、見得の切り方や扇子による多彩な表現等を学びました。そして今年は明治150年の記念の年にあたることから、明治時代に初演された『連獅子』が上演されました。

 奨学生の感想

歌舞伎鑑賞教室に参加した奨学生の感想を、一部抜粋してご紹介いたします!

 上智大学大学院/中国

初めての歌舞伎鑑賞で、事前に黒衣や松羽目などを調べ、わくわくしていました。毛振りのシーンはずっと頭の中に浮かんでいます。上手な表現ができるのは、普段の練習の積重ねが不可欠だと思います。自分の学業も同様に、成果を出すため日々の努力を積重ねなければならないと思いました。

 麗澤大学/韓国

解説でお客さんの2人が舞台に上がって体験したのが印象的でした。実際に舞台に上がると恥ずかしくなるとは思いますが、体験してみたいと思います。今回の演目では楽器を演奏する姿(長唄)も見られ、音だけでなく楽器そのものも見られたのがよかったです。最後に、獅子の毛振りはインパクトが強烈に記憶に残っています。

 演目『連獅子』について

『連獅子』は、能の演目『石橋』を題材にした作品です。中国の清涼山に架かる、細長く人間にはとても渡ることはできない石橋を訪れた僧が、文殊菩薩の使いである獅子の舞を目にするという内容です。

前半は2人の狂言師が石橋の由緒を語り、「獅子の親が我が子を谷に蹴落とし、駆上がって来た子だけを育てる」という故事を演じます。狂言『宗論 』という異なる宗派の僧の口論が笑いを誘う間狂言を挟み、物語は終盤にさしかかります。

勇壮な旋律とともに親子の獅子の精が現れ、牡丹の花と戯れ大きく毛を振る場面を迎えると、会場は大きな拍手で盛り上がりました。

(参考文献:独立行政法人日本芸術文化振興会 第九三回歌舞伎鑑賞教室 連獅子 パンフレット)